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CEOブログ VOL.7 〜エンブレムが学生寮を作ったとしたら〜 パート3

前回は、エンブレムが学生寮について、具体的なお話をさせて頂きました。

今回は、学生寮と、エンブレムの既存の事業である「ホテル」と「レストラン」をどのように掛け合わさせ、またその結果何が生まれるのか、お話させてください。

まず、「ホテル」や「レストラン」にくるお客様の特徴についてお話します。
ホテルのゲストは、エリア外からの観光客や出張者が主体の毎日日替わりで様々な所からやって来る方々。
ホテルのレストランは、エリア内に住むローカルのお客様が主体で、自分達の住む街を少しでも良くしていくと気概のある方々。これらの特徴を持った人がさらに学生寮の若者と交じり合えば、エリア内外関わらず、何か面白いことが生まれるに違いありません。と考えました!

例えば、学生寮に入居する美大に通うAさんが、エンブレムのレストランでライブペイントを披露していたとしましょう。(ちなみにエンブレムフロー箱根では、毎月ローカルのアーティストの方や美大生の方にライブペイントを開催頂いております)

その様子が、たまたまレストランに来ていたローカルのお客様Bさんの目に留まる。
Bさんは地元商店街で古着屋を経営しており、商店街シャッター通り立て直しプロジェクトの一環で、Aさんに声を掛けてライブペイントを行って頂く。そのライブペイントの影響で地域が少しずつ活性化され、またAさんの知名度も上がっていく。

イベントに参加や視察したメディアや行政の方々にAさんのアート作品が目に留まれば、Aさんのアート作品が発展していき、スターの道にステップバイステップできっと近づくはず!

エンブレムフロー箱根では毎月異なる作家によるアート展示が行われる

このように、異なる性質を持つ「場」を掛け合わせると、エンブレムの学生は、学生寮だけでは出会えない人と繋がるチャンスがあり、思ってもみなかった出来事が起こる。

掛け合わせる対象が、「ホテル」や「レストラン」以外にも選択肢が広がれば、もちろんその先のつながりも広がっていきます。「ここに行ったら普段出会えないヒトと出会える」「自分の学んでいる分野を活かせるチャンスがある」夢や野望のある学生たちが、そう思って入寮し、「この寮であのヒトとつながれたから私の人生は変わった」と卒業していく姿を多く送り出したい。

そして、いつかratsからstarとなって戻ってきて、在校生に講演をして、その在校生がいずれstarになっていく、このような循環が作れれば、そんな姿が見られたら、本当に最高だなと思います。

将来そんな学生寮が作れたら良いなと願っています。