エンブレムホテルではスタッフのことをコネクターと呼んでいます。
エンブレムで働くメンバーひとりひとりが、人と人とをつなげ、また、自分たち自身も常につながる存在でありたいと思っているからです。
コネクターとして、世界中からやってくる旅人たちを“コネクト”する為には、自分たち自身も常に旅人である必要があると考えています。そこで、メンバー同士旅をする為の休暇取得を推奨し合い、常に旅人目線でいられるようにしよう、ということでコネクターは旅人である、”Connectors are Travelers”という形で、コネクターたちの旅の様子を共有してもらうこととしました。
『コネクターは旅人』の第一弾はエンブレムでマーケティングを担当しているAkiです。
旅先は?
中米のキューバへ行ってきました。
その旅先を選んだ理由は?
社会主義国の社会や人々の暮らしを実際にこの目で見たいと思ったからです。
大学の時の専攻が国際法や国際政治学で、旧ソビエトのエストニアへ留学していたこともあり、キューバは以前から特に訪れたい国のひとつでした。
あなたの旅のモットーは?
「予定外を楽しむ」です。
学生の頃からバックパッカーとして予定のない旅をすることが大好きでした。そんな旅をしていると思わぬ素敵な出会いがあったり、ガイドブックに載っていないようなイケてる場所を他の旅人から教えてもらったりすることがよくありました。そういう「予定外」のこと程、後から振り返ってみると記憶に残る場面だったと感じます。そんな経験から、行先だけを決め、後は流れに身を任せてローカル感を満喫するような旅を社会人になった今でも楽しむようにしています。
今回の旅で一番印象に残ったことは?
人々の生活している様子です。インターネットが日常生活には基本的になく(観光客でもWiFiを使える場所を見つけるのはとても難しかったです。)、携帯電話すら持ってない人が多くいました。日本に生きる私たちからしたらとても不便な世の中ですが、キューバで生活している人々はとても幸せそうに日常を送っている様子が印象的でした。
(公衆電話で通話をするキューバの人々、2018年)
今回の旅での一番のコネクト体験を教えてください!
コネクト体験、とはまた少し違うかもしれませんが、ハバナ市内に出ていたアンティーク市の店員の方ととても仲良くなりました!
元々はCuervo y Sobrinosというハバナ発のアンティーク時計を探しに行ったのですが、見たこともないアンティークアイテムがたくさんあり、各アイテムについてこのお兄さんを質問攻めにしました。とてもやさしいお兄さんで、アイテムのストーリー説明からいつの間にかキューバの歴史の話までして頂きました。最後はしっかり、お目当ての時計をお兄さんから無事買うことができました。
やはり旅先での現地の方とのやりとりは、記憶に残るコネクト体験でした。
次はどこへ行きたい?
次もまだ行ったことのない国に行ってみたいです。
ワインがおいしいと聞いたのでグルジアあたりを訪れたいなあと考えています。