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エンブレムのリトリート ~ディスカッション編~

エンブレムホテルでは半年に1回、「リトリート」を行っています。リトリートとは、普段働いている職場から離れ、心身ともに整え、リフレッシュする時間・行事のこと。エンブレムホテルでは普段会えない各拠点のコネクターが集い、再スタートのためにディスカッションを行ったり、チームビルディングのためにアクティビティなども行ったりしています。前回のエンブレムリトリート:チームビルディング編に引き続き、今回はちょっぴり真面目なディスカッション編をお届けします。普段どのようにして、チームで企画し、かたちにしていっているのかお伝えできればと思います。

(ディスカッションの様子)

『では、Khant(エンブレムで働くミャンマー人のスタッフ)の魅力って、普段一緒に仕事をしていて何だと思う?』

『やっぱり、外国から来てるってところが日本人にとっては新鮮だよね』

『Khantさんは、お酒や料理を学びたいって気持ちが強いよね』

『じゃあ、ミャンマー(Khantの出身国)の料理を提供するイベントを開催するっていうのはどうかな』

次々と、話が進んでいくこの様子は、リトリートで行われたセッションの一つ「WOW HAPPINESSを実現するためには」をテーマとしたディスカッションの様子。エンブレムホテルのビジョンは、「WOW HAPPINESS」な世界を築きあげること。そのために日々の運営で、ゲストを「WOW!」と喜ばせるようなサービスを提供しています。「WOW!」なサービス、つまり楽しさ、喜び、感動を提供するためには、自分たちが楽しんでいる必要があり、そのためには、自分の好きなこと、自分らしい生き方をとことん追求する必要があるよねというのがエンブレムホテルの考え方です。

でもそれって、意外と簡単なものではないんですよね。自分の好きなこと、自分らしさを模索中の人もいれば、これだ!と決め切ってもしかしたら他の可能性に気づいてないこともある。そこで、社員それぞれの、その人らしさ、強みを、普段一緒に働いている他の社員が引き出していこう!そしてそれを何かのかたちにしていこう!というのが、このディスカッションだったのです。(ちなみにこのディスカッションも、入社5年目の社員の企画です。)

先程例に出したKhantは、昨年11月にミャンマーからやって来た、レストランのサービス部門の社員。「本場の料理を知っている」「サービスや料理を学ぶ意欲が強い」その強みや特徴を活かして何か出来ないか、と社員皆で話し合っていたのです。

そして、話合いの結果生み出された企画がこちら。

「世界食堂」~世界の味を、ここエンブレムで~

 

その言葉通り、エンブレムのスタッフが世界を旅して食べたあの味を、強羅でも体験してもらおうというもの。元はディスカッションの例で挙げられたKhantが自国ミャンマーの料理をディナーメニューとして提供しようという、1つの国に限られた話だったのですが、「僕もスペイン好きなのでスペイン料理編やりたいです」「皆海外経験豊富だから色んな国バージョンで定期的にやったら楽しそうじゃない?」という声が続々と出て、世界規模になっちゃったんです(笑)

そして、企画が誕生してから1ヶ月も経たないうちに、第一回目「ミャンマー編」が開催されました。(ちなみにイベントは一回で終わらず、韓国編、ハワイ編、メキシコ編など、今や月1,2回開催する程の一押しイベントになっています。)

何日も前からメニューを考え、当日自国の料理を少し自慢げに提供するKhant はこの上ないキラキラした笑顔でこう語ってくれました。。

『その日はドキドキして楽しかったです。ミャンマーの料理が全部売り切れたので嬉しかった。ゲストたちと写真撮ったり、ミャンマーのことについて話したりしました。自分の国の料理を作って、お客様が食べてくれたことを誇りに思う。またやりたいです。』

当日来たゲストも、『あ、これ知ってる〜』と思い出のある料理を頼んでくれたり、『次はインドネシア編やってください!ぜひお手伝いしたいです』と声をかけてくれたり。なかなか海外に行けないこのご時世、外国の本場の料理を食べられるのは予想外で、嬉しいようでした。

こんな感じで、エンブレムホテルでは、常にコミュニケーションをとって、お互いの良いところを引き出し合っています。そしてその個々の強みをスピード感を持って、イベント等のかたちにしていっています。是非、エンブレムフロー箱根に来て、スタッフの個性がつまったイベントや催しを体験しにきてくださいね♪